R熊本BRM905 600km東九州大分編 DNF
9月に入りブルベも再開、メダルのデザインが変わったのもあり今年は是が非でもSR認定は獲りたい。
R熊本はノースタッフでのN2BRMで行われます。ニューノーマル(N2BRM)について - ランドヌール熊本 Randonneurs Kumamoto
日程の決まったBRMだと難しい面もあるがある程度自由のきくので無理やり詰め込めばどうにかならなくも無いかなと。
今年最初のBRMは200kmから入りたかったが先週の台風10号により延期、それによりいきなり600kmとは重さを感じる。
ブルベカードなどを印刷して
当日は朝からの雨予報なので雨具やら濡れたら困るものをパッキングしててると遅めの就寝。
そしたらもちろん翌朝予定より30分の寝坊、、、
急いで朝の支度をしてスタート地点へ向かうもグローブと現金を忘れてた為取りに帰ったりとグダグダだ。
雨もしっかり降ってるのでスタート地点の武蔵塚に着いた頃に靴はびちょびちょだw
申請してた時間より30分遅れてスタート。
ここでボトルを忘れた事に気づきく
どうにかなるかと思っていたが少し荒れた所で容易にペットボトルが転落するので一旦オフコースしてボトルを取りに帰りそして復帰。
PC1御船町恐竜博物館
ボトルの事もあり。この時点で10kmも余計に走って
いる。
朝からのもうグダグダでなんだかなーと思いながらも距離に対してのペースは悪くないし雨で濡れる以外のコンディションは良く走りやすいので山都に向けて快調に登っていくも
急な連絡があり明日急用が出来てしまう。断っても良いと思えば思えるがどうも気に障りこのモヤモヤをこの先550km程抱えながら走って行くのはどうもキツいので山都まで行きDNFを選択。
SR認定への道が遠のくが実生活の方が大事だよなー(涙)
気持ちを切り替えて
チポリーノで補給しながら今日のライドのルートを考える
少し山都の丸ポストを巡り
西D君おススメの吉無田水源近くの蜩窯でピザを
落ち着いて洒落た店内
1500円のセットメニューでピザ屋としてはリーズナブルな値段とボリュームある1枚で満足でした。
自転車で無ければ1枚買って行っても良かったかな。この前お皿割っちゃったし。(果たして自転車以外で来る事はあるのだろうか?)
霧の中ホームコースの地蔵峠を上り。
もちろん南郷橋からは真っ白な景色
南阿蘇へ降りて葡萄の木のテラス席でひと休み
おまけに栗の渋皮煮を付けて貰いました。
秋なんだなー阿蘇の方はもうすすきも沢山出て来てたし。
俵山を登り帰った。
走行距離 129km 獲得標高1847m 丸ポスト2本
パフェとgoto
FBでイマムさんがパフェが食べたいとぶっきらぼうな投稿にじゃあ茶の子に行きましょうと簡単な返信で日曜日に天気が不透明な中、茶の子パフェの約束を取り付けている。
すると前々日に西Dくんよりじゃらんの夏休みクーポンとgotoトラベルの割引合わせれば格安で泊まれるよとの誘いがあり残念ながら西D君と同じ所は取れず少し割高の内牧の宿を予約。
イマムさんには朝大観峰集合の了承を得る。
土曜日は早朝に十字路より梅雨以来通行止めになっていた地蔵峠へ菊陽の会yukki氏とチェーンを切りつつ2コマ詰めながらなんとか南郷橋まで
降りは少し寒かった夏の酷暑が終わった途端に地蔵峠は秋の気配、季節の先取りが早すぎませんか?
夕方仕事終わりの西D君に迎えに来てもらい内牧へ
自転車は中に入れてもらい安心です。
goto割引にクーポンで70%オフになってるのにチェックイン時にさらに1000円の商品券を貰うとはお得すぎないか??
使える所が明日走るルートで余り無いのもあり宿の売店で酒のつまみを買う。
美味しい食事にお酒もついつい進んでしまう。、
西D君のほうも美味しそうだなー
ちなみ西D君はgoto、クーポンさらにポイントを使いそして1000円の商品券を含めると実質500円だったとか、、こんな世の中でいいのだろうか。。
阿蘇内牧宿泊となるとやりたかった事がひとつ。
朝食前の早朝雲海チャレンジ!
4時30分起き5時過ぎに出発、
あたりはモヤモヤとしており期待が持てる
日中は交通量の多いR212もこの時間ならもちろん走りやすい。
なんとかギリギリ日の出に間に合う。
元々景色の良いと所のご来光はもう格別。、
雲海も僕がこれまで見た中で1番濃さ!
でも残念ながら阿蘇5岳が白やんで霞すぎて90点
無事、雲海早朝チャレンジは成功しひとしきり雲海の景色を楽しみ宿に戻り朝風呂でしばしのレストそして朝ごはん、良い朝の雲海も見れたし良い朝だった。、
走行距離18km 獲得標高403m
朝食後直ぐ様また同じ道を登り大観峰にてイマムー氏て西D君と合流
茶の子開店の11時までまだまだ時間がある8時30分
時間潰しに瀬の本の方へ
最近。ヒゴタイが見たいヒゴタイが見たいと言っていた西D君の願いも道中咲いていたヒゴタイにより叶えられた。
三愛レストハウスにて補給
思っていた通り人が多くバイク、クルマのエンジン音がうるさくてやっぱりわざわざ寄るような所では無いなと再認識
黒川の方で丸ポストのパトロールと
満願寺を県外して見聞を深めて時間潰して
いざ茶の子で
お待ちかね ピスタチオパフェ
思った以上にのピスタチオの味と香りに驚きながらも幸せな時間をすごす。
蕎麦街道の登り北外輪へ
途中から大粒の大雨に降られる
まっ涼しくなるから夏の雨は好き、
でも北外輪の平坦部では少し寒気も感じつつ北山展望所でイマムさんと別れ
山鹿方面へ幸い降りに入る前に路面はドライで快適に降り菊池に着いた時にはすっかりウェアが乾いていた。
佳仙ラーメンで遅めの昼食をとり
大藪サイクルでチェーンを交換して帰った。
走行距離38km 獲得標高1467m 丸ポスト3本
熊本県丸ポスト制覇と素敵な遭遇
お盆休みも後半戦今回で残り少なくなった投函可能な熊本県内の丸ポストを完全制覇してやろうと残り4本内訳は天草上島に2本と水俣に2本を回るコースで走ります。、
朝3時に起きて寝る前にしておけば良かった準備を始めるクリートを変えたらなんなりとしていると結構時間を喰い5時出発!
いつもながらの阿蘇外輪の稜線が美しい
宇土側から宇土半島に入り来年のBRMでも使うことかも知れないルートを視察がてらに不知火側へ宇土半島縦断
不知火側からの登りの勾配がハードな印象。。。
最後の最後にこの登りを味わせられる参加者の幸せな悲鳴が聞こえて来るだろう、、、、
定番海ピラミッド
1号橋を渡り藍の天草村
キャモン
田中酒店
と丸ポストパトロールをこなしす
青い海青い空そして向こうに浮かぶ雲山島原
阿蘇の景色も素晴らしいがたまには海もいい
そして今回の第1目的地
天草 赤崎の丸ポスト
国道から1本入った所にあり今まで完全に見逃してました。
頭と胴が少し向きが違うタイプ
リップルランドを過ぎて走って無い道を走りたいので県道282で上島も縦断して南へ
第2目的地
下浦 かねこストアーの丸ポスト
昭和溢れる風景
お昼は本渡にウニ!
最近になりウニの美味しいさを知りいつも少ししか食べないウニをめいいっぱい楽しみたいと思い天草にルートをひいた感がある。丸ポストがメインなのかウニがメインなのかと言われると何も言えない。
超贅沢してうに御膳
菊陽の寿司虎のうにも美味しいがそれとは甘さクリーミーさそして嫌な臭さが一切なくレベルの違いに幸せを感じる、こんな贅沢は年に一回くらいにしとかないとダメだな。
本渡のYショップコガ
新和小学校(使用できない)
をパトロールし海沿いに県道26号で牛深へむかいます。
2年前だったかのR熊本のBRM 600で夜中にokd先生と夜の女王k-coさんと一緒に走った思い出の道、景色は見えなかったが楽しく勉強になる時間を思い出すながら昼間だとこんなに景色のいい道だったとは!終盤のになると気温も上がり小気味良いアップダウンも多くなりさすがにダレてくるもなんとか
14時牛深港着
ここまで180km グロスタイムで9時間は自分の中でも最速に思えるハイペースにびっくり!
フェリーでのんびりと
長島へ
さっそくグライペルさんがお出迎え
ブルベでは走りたく無い場所の一つ長島も個人的なに走りにくるなら素晴らしいところでもやっぱり急なup downしかないのはハードだ
気になった場所へ寄り
港より10km程走り今夜の宿に到着
洗濯して明日もフレッシュに走れる。、
長島の海の幸を刺身や
天ぷら唐揚げ
焼き物に
煮物
島美人と共に楽しみ
見たかった長島の夕焼けも見れ満足
菊陽〜長島
走行距離189km 獲得標高1635m 丸ポスト7本(new2本)
翌日しっかり朝ご飯を食べて8時スタート
やはり8時はもう暑いな
黒ノ瀬戸大橋を渡り出水へ
島よりもより暑くなりペースダウン
出水 シバタ薬局前と
出水 本町のは残念ながら撤去されていた
県道117号で水俣方面へ
中盤からは日陰でこの時期すごく助かる道だった
しっかり写真と丸ポストを愛でて
近くの足湯で休憩
ちょうど昼飯時だったので近くの食事処でうなぎを頂く。滅多にこないところだと気が緩み贅沢が過ぎるなー
湯の鶴温泉から最短で舗装をウニウニと進み
最終目的地の水俣 久木野郵便局
これにて熊本県内の投函可能な丸ポスト126本制覇!!8年かかりました。
※注意 この126本は僕が最初に訪れた時にあったものをカウントしてます。なので現在撤去された大津道の駅、阿蘇中岳ロープウェーなども含めての本数です。
現在だと投函出来るものは120本前後だと思われます。
さて後は帰るのみ
県道271号で湯浦へ抜けます。
それにしても暑いし登りだと風もなく凄くキツい。
芦北へ入りほぼピークの道の真ん中で焼きつくアスファルトでうねうねと焼かれ悶える姿を発見!
よくあるミミズかなと思いながらよく見るとヘビでした。
このまま焼き絶えるのは可哀想に思い、影まった脇へ移動させる。
木陰に移動させた直後はかなり弱っている様子だったが
少しずつ回復してきたのであまり見ない姿なので観察タイム!
よく見るシマヘビ(*カラスヘビ)、アオダイショウと全然異なる姿、僕が見たこと有る国産種だと目元に特徴的な模様の有るヒバカリとも違うから初めて見る種なのはまちがない!*カラスヘビはシマヘビの黒化個体(メラニスティック)
背中に走るストライプに鈍く虹色に艶めく表鱗が美しい。
海外種だとサンビームヘビによく似ている印象
弱っている所触り散らすのも悪いのである程度の所でリリースして
草影に帰っていた。
後ほど調べてみるとタカチホヘビという種であるようで生態が
森林等に生息する。夜行性で、昼間は落ち葉や倒木の下等に潜り休む。雨天時には昼間でも地表に現れ活動することもある。
食性は動物食で、甲虫類の幼虫やミミズ等を食べる。
と言う。そう考えるも炎天下のアスファルトの上で逃げきれず焼から悶えていた姿に納得がいった。
そんな素敵な遭遇もあり
湯浦 文化堂薬局前
とパトロールし
お馴染み白浜の方を通り
暑さにくらくらしている所ホースより水浴びしている少年に頼み水を頭に浴びて少し回復
そのままR3号沿いを走り日奈久温泉の3本の丸ポストもパトロールして行こうと思っていたがもう暑さに参っていたので高速道路横の影のある道を選び
なんとか17時に八代駅到着
この暑さとこの時間から菊陽まで残り5,60km走る余力も無くサクッと輪行して帰宅。
走行距離117km 獲得標高1460m 丸ポスト7本(new2本)
JR豊肥本線全線開通記念輪行の旅!?
2020/8/8遂に待ちに待ったJR豊肥本線の阿蘇〜肥後大津までが開通し全線開通した。
目に見える復旧復興は大変嬉しくなる。
これに続き新R 57号、旧R 57号、阿蘇大橋とこれから開通していくと思うと楽しみになる一方だ。
いまの限られたルートからこれだけ選択肢が増えれば大津からのミルクロードもまた自転車で気持ち良く走れる様になるだろうし。
こういう旬な物は鮮度がいのち!
阿蘇まで行って輪行して帰る、『開通記念輪行の旅』を計画!するも朝をうだうだしていたら昼前になっていたし雨も少し降り出して来て少し涼しくなったので出発!(夏場は昼前走るなら雨でも降ってないと暑くて無理。)
瀬田、立野を通り長陽大橋を渡り赤水へ出てR57にでて阿蘇駅へ
昼間にこの辺りに来ることがほぼ無いのでこんなに渋滞する物なのね。
阿蘇駅の前に阿蘇の事ならお任せのI夫妻宅に寄りペリエを頂きながら長めの休憩をして
到着
道の駅阿蘇が最近少しリニューアルしたらしいので見学。
サイクリスト更衣室!
これは阿蘇へ輪行で来た時に嬉しい!サイクリストでもある道の駅阿蘇の駅長の力を感じる。
24時間空調完備され開放されてるインフォメーションセンター
ますます素敵になっていく道の駅阿蘇。
最寄り駅まで輪行で帰るので普段なら買わないお土産も買っていきます。
今回は初のディスクロードでの輪行。
supe six evoでの実戦は初めて、覚えてないけど確か家で練習した気がするから多分大丈夫。
スルーアクスル用のエンドとローター、スプロケット用のカバーを用意して
ホイールを外して
キャリパーにはもしもの時の為にダミーローターも忘れずに
さて昨今のちょっとエアロに色気付いた油圧ロードバイクの問題点がこれハンドルがある程度の角度までしか切れない事。
super six evoは勿論その仕様。走る分には全く気にならないのだが輪行などでは気になる、この自転車を買うか買わないかを最後まで考えた点だった。
この角度までしかなんで切れないのか気になってハンドル周りを緩めてを観察するとフォークに直径3mm高さ4mm程のポッチがありこれがストッパーになってる模様。これを削って綺麗に研磨でもしてあげればハンドルは切り放題になれるがブレーキホースから油がブシャーと溢れ出るのは怖いのでまだ削ってない。
オーストリッチの1番軽く(110g)小さくなるウルトラSL-100に無事収まる。
勝因は紐で閉じるルーズな設計かな。ファスナー式のしっかりしたタイプだと危ういきもしなくはない。
切符を買い構内へ
ホームで九州横断特急を見送り座っていると
反対側に気になる物を見つけて行ってみると。
本日17:00までの開通記念イベントでななつ星を少し体感
電車の時間まで残り3分と迫ったなか
素早い対応と素晴らしい連携であっという間に用意されたアイスコーヒーと豚とリンゴのフラット
と共に無事乗車
これまでの走行感の無さが線路の草が物語る
旧R 57の工事の様子や長陽側からと見れない風景
地震の破壊力を改めて思い知らされる。
立野の名物スイッチバックも楽しみ。
走行距離35km 獲得標高600m 丸ポスト1本
今回開通記念に輪行してわかったが阿蘇〜原水間なら自走で帰った方がまだ早く帰れる事
しかし旅している感覚を味わえるのも輪行の魅力でもある。(昔、青春18切符で千綿〜川崎まで丸2日かけて輪行したのはなかなかの地獄だったけど)
久々の大仙と丸ポストハント
本来ならばオリンピックが開幕し、もしかしたら自転車持って静岡の方を走っていたかもしれなかった今4連休。
しかも梅雨が長引き長引き弾丸の様な大雨が降ったりやんだりと外に出る気にならない天気が続いてばかりなので悪天候用のsupersixevoに簡易泥除けと定評のあるオルトリーブサドルバックにタオルと雨具を詰め込み、コロナの影響もありなかなか遠出と外出のテンションが上がらず丸ポスト採取もなおざりになっていたので久々に丸ポストハントへ!
今日は近くだからこその未だ手付かずの大事にとって置いたw御船へ昼前に出発。
御船と言えば元ジロリアンの私なので大仙で昼ご飯を小一時間待ちでした。
特製油そば豚マシ野菜マシを頂く
元ジロリアンとしてなんとなしに麺屋 大仙をインプレッションしてみる。
私が思うに県内の二郎系だとここがぶっちぎりで旨い。
二郎特有の一見さんお断り感の食べづらい味もなく素材、調理もとても丁寧に仕上げられていて万人受けするクオリティの高い美味しさだ。中でも豚の旨さは私の食べた二郎の中でも1番の旨さでしかも丁寧な仕事もあり安定感も半端ない。のでここは豚マシをおススメする。
その丁寧な仕事が、仇となってか二郎特有の暴力的な味わいと週に1度は食べたいと思える中毒性、最初の一口を食べた時の脳内に溢れる快楽、満足感は皆無。
たまに食べたいと思うがそこまでして食べにいかないのはそういう事かな。
称するならばウルトラライト級二郎。
とお腹もバッチリ満たして本題の丸ポストへ
木倉郵便
滝川の交差点
四つ角は色んな方向から撮れて楽しい♪
緒方酒店
三叉路もいいよね。
製造年、製造所の刻印、上から鉄板で補正されてはいたものの度重なる塗装により読み取れず。
おそらく34年、製造所は分からず。分かる方教え下さい。
御船
お地蔵様が隣りにいるなら地蔵号で撮りたかった。
出発して20km程で御船の丸ポストを制覇(N家調べ)
これだけだと走り足りないので何かないか探すも
雨が降り出すし帰っても良いかもと思いながら
だーっと登りなかなか行かない場所で未採取の馬見原まで
ここまで来たもののちょうど16時と帰るのも怠い時間帯でフロントライトも忘れたから暗くなる前にどうにかしたいし明日も休みだし高千穂とかこの辺で一泊とか甘い事も考えながらも
高森方面へ向かい
蘇陽の丸ポスト
高森峠を越え俵山も越え
無事日暮れ前に帰宅。
走行距離約120km獲得標高約1800m丸ポスト6本(new5本)
翌日yukki氏と朝練
ハード周回練に耐えかねた俵山行きを提案して登り始めた序盤すぎに人生初のチェーン切れ
チェーンレスのスッキリしたスタイルも美しいなとか感じながらも、、、、
当たり前だが降り坂以外では自転車って本当に進まない。。
yukki氏に先帰ってもらい車を出して貰い無事回収されて帰宅。
昨日地蔵号を使っていたら酷い目に遭っていたかも知れない。
R熊本 阿蘇山ジオツーリズムその3
今春、満を持して公開されたR熊本が贈る独自山岳パーマネント『阿蘇山ジオツーリズム』注:ACP公認のSR 600ではありません。(公認を目指しています)
R熊本独自パーマネント・阿蘇山ジオツーリズム - ランドヌール熊本 Randonneurs Kumamoto
その1、その2はこちら↓
R熊本 阿蘇山ジオツーリズムその1 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
R熊本 阿蘇山ジオツーリズムその2 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
二夜目もしっかりて5時間程睡眠を降り6時からのホテルで朝食。
3日目も7時よりリスタート
6、7時間の貯金も全て吐き出して3時間の借金と多くの時間を休憩に使った。それと引き換えて身体は凄くフレッシュだ。
昨日の朝から感じていたけどスタート時間をいつにするかがとても重要だ。
今回の様に夜はビジネスホテルで過ごして朝食もホテルで摂るとなるとほぼ確実7時リスタートになる。
今回5時スタートを選択したのも日があるうちにとてもデンジャラスな、ぼんさん越えの降りをクリアし道が広くなる椎葉までは進みたかったからだ、
おかげで1回パンクもしても目的は達成出来たのだが
ホテルに泊まりある程度の睡眠をとり起きそこからすぐスタートすればロスタイムは無いのだがホテルの朝食の時間に合わせると2〜3時間程余計な時間を過ごしてしまった。2日分合わせて5、6時間は60時間の制限のある中では凄く大きい。
ホテルでの朝食まで取る事を考えて計画していたらスタート時間は6時もしくはは7時がbetterだったのかもしれない。。。
残りおよそ130km 残り時間10時間
別府〜熊本間は何度も走ったしノートラブルなら余裕を持てるだけの時間なので
亀川の二本の丸ポストをパトロールする。
3月中旬頃からいよいよ使い捨てマスクの品切れ感が強くなり手作り布マスクの需要が高まりを丸ポスト前の商店から凄く感じられた。
次のPCの十文字原展望台方面はそのうち走ってみたいなーと思っていた道でワクワクしながら進める
木が少ない草原の景色が美しい
PC-14十文字原展望台
急勾配で400m登り別府を一望
菜の花も美しい。
明礬地獄の地獄蒸しプリンが美味しそうに見えたので。早速休憩がてらにプリンと温泉卵にて舌鼓を。
県道11号に合流していつも由布院、強いて言えば牧ノ戸峠までのダラダラ登り
猪ノ瀬戸湿原を過ぎて高い木がなくなりこの景色が現れる瞬間はいつも気持ちを高揚させる。
PC -15狭霧台
残り時間は7時間 プリン休憩が長くなったのもあり1時間したタイムを挽回出来てない。まだ慌てる時間じゃないw
ほんの気持ち人が少ない気がする。
ダラダラと牧ノ戸峠まで登り続けるやまなみハイウェイは個人的に本当に別府側からの道は面白くなく好きじゃない。登りは好きだけどこうも長く単調な道で特に由布院から長者原までは特に嫌いなのを再確認しながもこのブルベ特有のウキウキポイントである獲得標高が10000mになる瞬間!
何度見てものこの興奮は抑えきれない。
1日目ぼんさん越えでパンクした以降後輪の空気圧は気にかけていたがいよいよ心許なくなって来たので最後のco2ボンベで充填。
さぁこれでパンクしたら修理不可なので走行不能!
パンクの神様が訪れない様に神頼み。
出発前の準備確認をもっときちんとしてれば良かったと後悔しながらも今度のロングライド時には工場長のco2リボルバーを借りようと強く心に誓う。
昨年と同様昼食は長者原ヘルスセンターにてざる蕎麦定食(大盛り)
もうちょっと時間に余裕があればお店の前を通り美味しそうに見えたので夢見る豚食堂に行ってみたい。夢見る豚食堂 | 大分・九重の温泉宿「寒の地獄旅館」
PC-16 牧ノ戸峠
残り時間は4時間程だがここまで来ればほぼ降りなのでなお余裕が出てくる。
少しどんより気味の景色
瀬の本まで降り、もしかしたらco2ボンベの販売もしているかもと淡い期待を持ってトリムカントリーへ
残念ながらco2ボンベはなく少しの雑談と新しい看板が出来たみたいでその取り付けを手伝いとPanasonicのフルサスE-バイクで少し遊ばせてもらい
声援を貰い少しのゴールまで勢いを貰います。
野焼き直後の漆黒の阿蘇も素晴らしきかな。
PC-17 大観峰
リミットまで2時間とちょっと。余裕、余裕、ただ降りなので事故だけはない様に場所よっては吹きっ晒しで強風が襲う危ない区間もあるから緊張感は持って走る。
二重の峠の石畳にも立ち寄り阿蘇を満喫して
時間一杯まで楽しみながらも30分程余裕を持って
PC-18 ローソン肥後大津駅南店にてゴール
総距離608km 獲得標高11157m グロスタイム59時間24分
(3日目走行距離 135km 獲得標高2600m)
時間も使いしっかりとした休憩、睡眠を取る事で昨年の試走と比べると物凄く楽に走り抜ける事が出来たのは良い経験値が得られた。
さてコロナの影響で今年のSR 600四国のチャレンジは流れたが殆ど知らない土地でしかもハードなコースで今回の様な余裕の取れるプランニングが出来るのが課題か。
それにしてもスタート場所が家から近いのはいい事だ。
サクッとシャワーを浴びてこの日は県知事選挙の日だったのでしっかりと投票へ行き
この楽しかった旅を噛みしめながらまた明日からの日常へ向けてしっかりとレストレーションをしていく。
↓昨年の思い出↓
エベレスティングin阿蘇パノラマライン防中線
コロナの渦中で本来ならロードレースシーズンですがプロアマ問わず様々なレースが中止、延期となり暇を持て余した猛者達の間で大人気でお馴染みの一回のライドで一つのコースを使いエベレストと同じ標高を走るエベレスティング。
UCIプロチームの選手が走ると7時間29分57秒と信じられない
ラクラン・モートンが再チャレンジでエベレスティング新記録を樹立 - 8848m/7時間29分57秒 | cyclowired
僕も昨年夏前に2度チャレンジして無残に散ったエベレスティング
エベレスティングin鞍岳 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
エベレスティングin峠の茶屋 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
それから1年、常に頭の片隅にエベレスティング向けのコースは無いかと探しており。
今回は阿蘇パノラマライン防中線をchoice
登りっぱなしで比較的緩めの勾配、スタート地点には道の駅、ローソン、そして『カルキフーズ』の補給所がある。
良過ぎる景観
懸念される所は最初の林区間を過ぎると日陰が無いのと火山灰そして大曲がりを過ぎての風向き。
と言った所か。
片道12kmを15往復程
予想時間は30時間
眠気に弱い僕がこの長時間をこなし切れるかけっこう不安。。だが、。
梅雨の中休みで晴れの週末に決行!
まずはブッチャーK氏の秘密基地に荷物を置く許可を貰い、前回の雨地蔵の記事でさり気なく宣伝をしたらこの日偶然にも阿蘇ポタをすると言う、ないちん工場長がスタート地点まで運んで貰える事に。(この時ちょうど車の年間維持費など調べても余りにも費用がかかるのを知りゲンナリしていた)
これで30kmと300m程の体力を温存させて貰えます。
当日3:30に早起きに定評のある工場長に迎えに来て貰い車載してもらいスタート地点まで
工場長ファミリーより温かい差し入れも貰い
準備を済ませて
5:00スタート!
ひんやりとした林区間を抜けて
この景色は最高!
幸いにも懸念していた火山もなく、風向きは追い風とベストコンディション
昨日の大雨もあり草千里の水たまりも特大そして空気が澄んで島原までくっきり見える。
一本目終了 当たり前だがまだまだ元気
工場長のお誘いで7時からあそら食堂にて朝食会があるらしいのでそれに参加
朝カレー
工場長、I夫妻と二本目を登り
車で来たUMDさんの声援もあり
楽しい二本目でした。
ベースの秘密基地に戻ってみるとブッチャーK氏の粋な心使いでスタンドと椅子が設置されてた。
1人になりこれからが本番だ
三番目終了
降っていたらUMDさんが登ってました
降りきり談笑
四本目終了今回の登りファステトタイムを記録50分でした。
いつの間に12時を過ぎと時間が早く感じる。
お昼にブッチャーK特製鳥丼を頂きます。
美味しすぎてお腹もいっぱいになり動きづらくなりのんびりと走りだす。
日差しも強くなり緑の鮮やかさも一層引き立つ
5本終了。
降りきると南冷菓店に工場長、ブッチャーK、I夫妻がおやつタイムと楽しそうだったので僕もカキ氷タイム
休憩のペースが早くどんどん時間を使ってる気がするが楽しいからいいか。
6本終了
AKTファミリーと地蔵峠倶楽部INA隊長の応援を貰えた7本目終了
やっと半分程完了
うーんやはり休憩が多いのもあり想像以上に時間を使っている、これからなおペース、休憩と時間を使うと思うと、、、そしてその時間寝ないでいられるのか不安だ。
そして日も傾き夕焼け
8本終了
そして夜へここで夜少し走ってくれると西Dくん登場。そして応援にブルベでお馴染みのnew keikoさんこと熊本keikoさん(なんのこっちゃw)が応援で一本車で伴走してくれました。
夜になり想像以上に寒くなり持ってきた装備だと全く足りずブッチャーK氏より冬用のジャケットやら手袋、サーモタイツなど借りる。もう至れり尽くせりです。
9本終了
降りは keikoさんが後ろから照らしてくれたので快適に降れた。
そして悪夢の10本目
明らかに登りのペースも遅くなりだし登りきり10本目終了。
ここまでは良かったのだが、、、
米塚当たりまで一気降って来れたが眠気も強くなり一旦止まり眠気覚しと思ったら物凄い寒さで全く身動きが取れなくなる。
この時期に真っ暗闇の冷気もたっぷりの10℃程の低温をいくら冬用ジャケットを着てると言ってもこれまで19時間の疲労困憊の身体が打ち勝てる訳もなく。
超低速で5m進んでは止まっての繰り返しでなんとベースまでたどり着いた
このダウンヒルに費やした時間は何と1時50分!!
久々に地獄をみた、何度も降り切れずに凍えながらここで朝を迎えるのかと思った事か、、、
身も心もズタボロになり暖かいものを食べカイロをお腹に張りリカバリーに努めるも
あの寒さの恐怖もあり夜中に走りだす事が出来ずに
寝ないようにうつらうつらと夢遊病のように朝まで過ごす
7:00リスタート
この長い休憩の中しっかり補給もしたけどどうもそれが力に変換されてない感じが内臓の方にもかなりダメージもきてる感じか
米塚の方からyukki氏が応援に駆けつけて来てくれた
草千里まで一緒に走ってくれた
11本終了
ここで今回のチャレンジも終了。ここまでも無理はしたけどこれ以上の無理はほんとに無理!
降りきりサイコンの記録も止める
いつもお世話になってるけど今回ブッチャーK、ないちん工場長両氏には大変お世話になりました。
その他応援してくださった方々の為にもなんとか成功させたい気持ちは強くありましたが力不足を強く感じる結果になりました。
次回チャレンジする気が起こるかちょっと分かりませんがその時また応援お願いします。
その後、西Dくんと内牧で温泉に入りサイダーを飲み、いまきん食堂にてあか牛丼を頂き帰宅。
疲れ切って油っぽいものが食べれない時でもあか牛のさっぱりした味はお茶漬けのようにサラサラと入った。
綺麗なギザギザのプロフィール
走行距離 270km 獲得標高 6891m
1回目が5800m 2回目が6000mと少しずつはエベレストに近付いているな。