今春、満を持して公開されたR熊本が贈る独自山岳パーマネント『阿蘇山ジオツーリズム』注:ACP公認のSR 600ではありません。(公認を目指しています)
R熊本独自パーマネント・阿蘇山ジオツーリズム - ランドヌール熊本 Randonneurs Kumamoto
その1、その2はこちら↓
R熊本 阿蘇山ジオツーリズムその1 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
R熊本 阿蘇山ジオツーリズムその2 - 僕たちの好きな自転車と丸ポスト
二夜目もしっかりて5時間程睡眠を降り6時からのホテルで朝食。
3日目も7時よりリスタート
6、7時間の貯金も全て吐き出して3時間の借金と多くの時間を休憩に使った。それと引き換えて身体は凄くフレッシュだ。
昨日の朝から感じていたけどスタート時間をいつにするかがとても重要だ。
今回の様に夜はビジネスホテルで過ごして朝食もホテルで摂るとなるとほぼ確実7時リスタートになる。
今回5時スタートを選択したのも日があるうちにとてもデンジャラスな、ぼんさん越えの降りをクリアし道が広くなる椎葉までは進みたかったからだ、
おかげで1回パンクもしても目的は達成出来たのだが
ホテルに泊まりある程度の睡眠をとり起きそこからすぐスタートすればロスタイムは無いのだがホテルの朝食の時間に合わせると2〜3時間程余計な時間を過ごしてしまった。2日分合わせて5、6時間は60時間の制限のある中では凄く大きい。
ホテルでの朝食まで取る事を考えて計画していたらスタート時間は6時もしくはは7時がbetterだったのかもしれない。。。
残りおよそ130km 残り時間10時間
別府〜熊本間は何度も走ったしノートラブルなら余裕を持てるだけの時間なので
亀川の二本の丸ポストをパトロールする。
3月中旬頃からいよいよ使い捨てマスクの品切れ感が強くなり手作り布マスクの需要が高まりを丸ポスト前の商店から凄く感じられた。
次のPCの十文字原展望台方面はそのうち走ってみたいなーと思っていた道でワクワクしながら進める
木が少ない草原の景色が美しい
PC-14十文字原展望台
急勾配で400m登り別府を一望
菜の花も美しい。
明礬地獄の地獄蒸しプリンが美味しそうに見えたので。早速休憩がてらにプリンと温泉卵にて舌鼓を。
県道11号に合流していつも由布院、強いて言えば牧ノ戸峠までのダラダラ登り
猪ノ瀬戸湿原を過ぎて高い木がなくなりこの景色が現れる瞬間はいつも気持ちを高揚させる。
PC -15狭霧台
残り時間は7時間 プリン休憩が長くなったのもあり1時間したタイムを挽回出来てない。まだ慌てる時間じゃないw
ほんの気持ち人が少ない気がする。
ダラダラと牧ノ戸峠まで登り続けるやまなみハイウェイは個人的に本当に別府側からの道は面白くなく好きじゃない。登りは好きだけどこうも長く単調な道で特に由布院から長者原までは特に嫌いなのを再確認しながもこのブルベ特有のウキウキポイントである獲得標高が10000mになる瞬間!
何度見てものこの興奮は抑えきれない。
1日目ぼんさん越えでパンクした以降後輪の空気圧は気にかけていたがいよいよ心許なくなって来たので最後のco2ボンベで充填。
さぁこれでパンクしたら修理不可なので走行不能!
パンクの神様が訪れない様に神頼み。
出発前の準備確認をもっときちんとしてれば良かったと後悔しながらも今度のロングライド時には工場長のco2リボルバーを借りようと強く心に誓う。
昨年と同様昼食は長者原ヘルスセンターにてざる蕎麦定食(大盛り)
もうちょっと時間に余裕があればお店の前を通り美味しそうに見えたので夢見る豚食堂に行ってみたい。夢見る豚食堂 | 大分・九重の温泉宿「寒の地獄旅館」
PC-16 牧ノ戸峠
残り時間は4時間程だがここまで来ればほぼ降りなのでなお余裕が出てくる。
少しどんより気味の景色
瀬の本まで降り、もしかしたらco2ボンベの販売もしているかもと淡い期待を持ってトリムカントリーへ
残念ながらco2ボンベはなく少しの雑談と新しい看板が出来たみたいでその取り付けを手伝いとPanasonicのフルサスE-バイクで少し遊ばせてもらい
声援を貰い少しのゴールまで勢いを貰います。
野焼き直後の漆黒の阿蘇も素晴らしきかな。
PC-17 大観峰
リミットまで2時間とちょっと。余裕、余裕、ただ降りなので事故だけはない様に場所よっては吹きっ晒しで強風が襲う危ない区間もあるから緊張感は持って走る。
二重の峠の石畳にも立ち寄り阿蘇を満喫して
時間一杯まで楽しみながらも30分程余裕を持って
PC-18 ローソン肥後大津駅南店にてゴール
総距離608km 獲得標高11157m グロスタイム59時間24分
(3日目走行距離 135km 獲得標高2600m)
時間も使いしっかりとした休憩、睡眠を取る事で昨年の試走と比べると物凄く楽に走り抜ける事が出来たのは良い経験値が得られた。
さてコロナの影響で今年のSR 600四国のチャレンジは流れたが殆ど知らない土地でしかもハードなコースで今回の様な余裕の取れるプランニングが出来るのが課題か。
それにしてもスタート場所が家から近いのはいい事だ。
サクッとシャワーを浴びてこの日は県知事選挙の日だったのでしっかりと投票へ行き
この楽しかった旅を噛みしめながらまた明日からの日常へ向けてしっかりとレストレーションをしていく。
↓昨年の思い出↓