スタート直前まで今回の装備はどうしようかと思っていたが三日目がどうやら雨らしいのでディスクロードで行きたいのと防水性は欲しいなと思い数日前に購入したオルトリーブの新製品フォークバックプラスをチョイス。
ワンタッチで取り外しが出来る優れものでもちろんオルトリーブの安心信頼の防水性
しかしながらダボ穴の無いカーボンフォークへの取り付けは工夫して自己責任でといった所。
幸い手元にあったアダプターにフォークに合った形状にする為にレジンを盛ってゴム板を貼りつけてと加工してあまりボルトを過度に締めすぎないよう気を付けて装着。
それとここ数日の夜の冷え込みが厳しく感じて
当初は持っていく気がなかったインナーウェアをモンベルジオライン中厚手とレッグウォーマーも持って行く事に。
5/2 17時スタート!
pc1 ローソン肥後大津駅南店、
ちゃんとお守りといざという時の為にしっかり持っていく!
http://naichin-kojo.seesaa.net/article/481332022.html
スタートしてR57で阿蘇へ
普段はこの道使わず白川沿いのK207を使うので走りづらいながら少し新鮮。
pc2 阿蘇駅 25.2km 18:09 1時間9分
今回のコース、昨年のパーマネント、2年前の試走なども走りきり特に丸ポストに関する寄り道も無いのでせっかくなので阿蘇駅周辺のをしっかりパトロール
普段夕方前には阿蘇を去るので夕暮れの新鮮な景色
火山博物館もしっかりと。最近結構来る気もするけど
草千里に着くとだいぶ寒く感じる。
pc3阿蘇山上広場 40.5km 19:16 2時間16分
えらい寒いなと思いサイコンの温度計をみると2度
雨具で持ってきているテムレスとゴアテックスシェイクドライのレインウェアを着込み南阿蘇までのダウンヒルに備える。
降りきってファミマでエネルギーと熱を補給
ホーム地蔵峠へ
裏地蔵はそれにしてもそうそう来ないなー
来ても自分ならまずこの道通らず恐れヶ淵の方から登ってくるし
それと昨年の梅雨で土砂崩れで通行止めになっていた遊歩道の方が復旧されてた
いつもの南郷橋で初の夜景を楽しみ
pc4 地蔵峠 68.4km 20:56 3時間59分
しっかりと高速なダウンヒルの中見落とさないように最高の水場で水分補給
贔屓目なのかここより美味しい水は未だに飲んだ事ないので是非おススメしたい。
大津菊陽の夜景を楽しみダウンヒル
夜ながら何十回も登り降った道なので問題なく済ませるホームの強みか
吉無田高原を抜けて山都へこの時間だとチポリーノもおちかラーメンもしまっているもののここの丸ポストは街灯のライトアップで良い感じ
pc5 通潤橋 98.6km 22:11 5時間11分
山都町のオンコース上の丸ポストもしっかりとチェック
緑川ダムまで降り二本杉峠の入り口のファミマでしっかり補給ここからこの時間帯だと日向まで補給点がないのでしっかり食べて朝ごはんも買っておく
日本一の石段近くの丸ポストもしっかりと
何やら今までなかったステッカーが貼ってある。
どうやら150年らしい。それを祝して角ポストを丸ポストにとかかしてくれたら良いのにと少し思ったけどそうなるとせっかくの丸ポストの微妙な希少性がなくなり僕の趣味から外れそうなので今のままでいいか。
氷川ダムを抜けて大通峠へ変わらず終盤のループ橋前の10%程の区間は辛い。
登り切りトンネルを抜けて
pc6 大通峠 154.9km 1:33 8時間33分
降っていると白滝でロードバイクを発見!
しかもフレームバッチが付いてるから同じくSR600阿蘇の参加者のようだ。少し話してどうやらこの季節外れの寒さにやられてしまったようだ。
pc7 道の駅子守唄の里五木 169.5km 2:14 9時間14分
ここで先程白滝で追い抜いたランドヌールの友達の方がいてその方の応援という事で少し話しをそうする先程追い抜いたのがあのM木さんだったのが判明する。
話を聞くとどうやらこれから先は気温が下がって行くらしい。
そのアドバイスを受けてレッグウォーマーを装着
ここまで想像以上の高ペースでこのままガンガン行くとぼんさん越えの降りを薄暗い中行く可能性も出てきたのと流石に少し疲れも出てきたのでペースダウンして進む事に。
五木の丸ポスト
五家荘の丸ポスト
じわじわと登り標高も上がって行くと気温も下がってきて0℃になる。
ぼんさん越えは相変わらずの良い道
少しずつ夜が明けて行く
pc8 ぼんさん越え 209.1km 5:37 12時間37分
ここまでちょうど200km程で獲得標高は4900m程
それをBRMの制限時間内ので通過とはなかなか良いんじゃなかろうか♪
ちょうど夜明け間近と計算通りの時間帯
ただこの寒さは想定外だったけど。
降る前に朝ごはんを摂る。動かず止まっていると身体が冷えてきて辛いが
テント張ってるキャンパー?登山者?のおばちゃんから暖かいコーヒーを頂いた。
(サポートはダメだが人の好意を無碍にするのは人としてなお良くないのです。)
そしてある程度身体も冷え切ってからの極寒悪路ダウンヒル!!
あれ、そこまで道が悪くないなー。むしろ昨年の土砂降りで石だらけだった所も綺麗に処理されてるし走りやすいなー。
それでも寒さの為春秋薄手の手袋とテムレスだと指が千切れるかと思うほど、、、最近冬はカイロ入りバーミッツだからこんな目に遭うのは数年ぶりだ
何回か止まり日向でバスキングして身体を温める。気分は爬虫類のよう。
それにしてもインナーウェアにモンベルジオライン中厚手くらいでアウターにゴアテックスシェイクドライレインウェアの守備範囲の広さには驚く!
並の冬用ジャケット以上の保温力を持っているぞ!
それでいて雨には完璧だし、高い買い物だったがこれは凄いな。これが無かったから今回の寒さをここまで余裕を持って過ごせなかったしDNFもあっただろう。
ある程度降りきり椎葉の丸ポスト
早朝の椎葉ダム後を楽しみ
日向市駅までガンガン降って行こうと思うも
これまでの疲れと眠気も合わさり微妙勾配の降りなのである程度踏んで回さないと良い速度が出ないので思っていたよりも進まず結構キツい。
そんな中先日別府スタートでツーリストで出走したものの昨日の目に余る暴風でDNFされ阿蘇からはレンタカーでコースをトレース下見旅行に切り替えたヨネダック夫妻と無事遭遇!
少しTwitterで絡みがあったくらいだったが同じブルベ勢エベレスティング組と親しみ深い方々と会えて感激だった。
なお当時は疲れが目に見えていてテンション低めだった気がするけども。
それでも行程は予定以上のペースなのでのんびりと30分程談笑出来たりと本当に幸せな時間を過ごせた。本当自転車での人との繋がりの無限大だな〜。
応援されて少し元気も出てきてさぁ降ろう!
pc9 JR日向市駅 310km 10:45 17時間45分
降り基調の100kmを5時間かやはりなかなかのスローペースだったな〜疲れて踏めなかったしいつの間に暑くなってと極寒からの温度差もありすぎだったのもと色々理由を付けるの得意。
ちょうど昼飯時でせっかくなのでチキン南蛮を海鮮推しのお店だったので刺身もセットの選び豪勢に!
五十鈴川沿いへ疲れと昼飯の満腹感もあり眠気も出てくる。今日の宿まで残り50km、時間もあるのでどこか昼寝できそう場所を探しながら進むも手ごろな所を選べずどんどん日之影へ
五ヶ瀬川沿いこの前素通りした所を寄り道
旧五味駅の線路だった所が遊歩道になっていて楽しめる。
pc10 日之影温泉駅 362.5km 14:04 21時間04分
そしてここから0メートルの所にある列車の駅へチェックイン!
素泊まり3500円
宿を取ってなければまだまだ日中でガンガン先を進むのだけど今回はこかに泊まるのが目的なので
ブルベ中にこの時間帯で走らずのんびりはなんともプライムな過ごし方だ!
部屋はこんな感じ
楽しい、ビジホのようなアメニティはない。シャワーなしトイレは各部屋にあり
荷物を下ろして温泉前に少し散策
トトロを発見!
となりの温泉施設横の足湯は現在使用停止中
まずは温泉に入り汗を流してレストランの夕食もまだ開いてないのでテキトーに惣菜を買いここまでの頑張りに乾杯!
まだ15時過ぎ、いやー幸せ
日之影のこの場所の丸ポストでまだ訪れてないのがあり余力があればと思っていたが距離が20kmとなかなかの登りが予想されたのですっぱりと諦める。また今度行こう。
夕食
野菜炒め定食 ご飯おかわり無料は嬉しい
ご飯後夕暮れ前の町を散策
夜になり明日の準備をして朝スムーズに走れるように布団を引いて就寝
ユニークな部屋がいちいち楽しい♪
明日も早ければ5時スタートで出たいが
1〜2日目 362.5km 丸ポスト10本
つづく