R熊本独自パーマネント・阿蘇山ジオツーリズム試走その2
日も暮れて夜になり不土野から日向方面へどんどんと降って行きます。
ぼんさん越えからの雨も標高が下がれば雲も抜けて止むかという甘い考えは打ち砕かれ、ずーっと雨に降られ続ける。
15時間も過ぎていよいよガーミンのバッテリーも心配になってくるも雨の中充電は壊れる心配もありなかなか出来ず。この前買ったばかりだし。
幸い美郷町の屋根付きのバス停にてまとまった時間の仮眠を取りその間に充電を済ませる。
その辺の心配しなくていいガーミンの拡張バッテリー買おうかなー。
それにしても不土野からここまで空いてるお店が全く無い、24hコンビニは勿論ないし時間が時間なので個人商店もみな閉まっている。
いい加減補給食も底を尽きはじめるのと飽きもあり早くまともな物を食べたい飢餓感にかられる。
二本杉の茶屋で食べたヤマメの塩焼きを食べていて本当に良かったと思う。、
やっとあったファミリーマート日向東郷やまげ店にてかなーり遅めの晩御飯、しっかりした物を食べると元気になれる。
リードタイム3時間30分
ぼんさんより100kmにも及ぶの降りで一時は6時間以上あったリードタイムだったがバス停での仮眠、ファミマでのゆっくりとした補給もありこの時間になりそしてここでも眠気に勝てずベンチにて仮眠、リスタートして数キロもしないうちに眠気でハンドルがフラつきだして路肩にて10分程の仮眠、朝のこの時間帯は弱いしスタート前夜の睡眠不足がかなり響いてる。
R10からR388に五十鈴川を眺めながら山の方へ
進むものの眠気が治らず地域の特産物を売ってる小さな小屋にてまたも仮眠 幸いにも盆休みのため誰も居ずゆっくり出来た。
これによりリードタイムをほぼ吐き出してリードタイムは30分程に
結局この夜で6時間程休憩に使ったようだ。こんなに時間を使ったのならきちんと宿取って仮眠すれば良かったと思う。
R388から県道20号へ六峰街道へ
ぼんさん越え頂上より約120km振りの登りへ
5つ目六峰街道
道の舗装状態は良好、ところでどころガードレールがないところもあるけどまたも雨が強くなってくる。せっかく乾いてきたウェアが〜。
ここもぼんさん越え同様に全域を通じて一定距離ごとに写真の様なブロックの溝があり注意が必要。
ETOランド速目の峰
リードタイム30分
終始9〜11%の勾配が続き非常に裏地蔵並に辛い登りだった。
ここから緩い登り降りてを繰り返しながら登っていく。
星降る地蔵の里 北郷村、なんか良いね、笠地蔵カラーのパナモリにしてからお地蔵様に感謝と親しみを感じている。
ETOランド速目の峰以降は路面はいいものの木の枝の散乱が酷い
中小屋天文台
ここが1番高いピークみたい
リードタイム40分
六峰街道、3〜4あるピークを抜けるETOランド速目の峰を過ぎれは勾配的にはゆるゆる気味で走れるが木の枝の量が半端ではないので注意が必要。
日之影を抜けて高千穂岩戸へ
岩戸郵便局の丸ポスト
リードタイム2時間
降りでいくぶん貯金が出来たのでゆっくり昼食
親子丼とノンアルビール。
やっと天気も回復してきたのとここからは知った道。
そして速目の峰でなかなか削られたものの昨日よりも調子が上がってきたのを感じれて少し登りが楽に感じる様になる。
6つ目 高森峠
ここで久々の木陰の路肩にて10分程仮眠、涼やかな風が気持ち良かった。
降りきり高森のローソンにて昨日食べ損ねた念願のカツサンドをいただく。
7つ目 箱石峠
リードタイム2時間
ちょうどよく夕焼けを見る事ができたやはり箱石峠の美しさは阿蘇の中でも他を圧倒する、この絶景の中ダウンヒルは格別だった。
8つ目 城山
北外輪を登りグッバイ阿蘇また明日
この真っ暗な時間に阿蘇の外輪山を走る事になるとはw
産山、久住高原を抜けてこのあたりで睡魔に操られるままに路肩に3回程に分けて睡眠を取る。
降りもありこの夜は最大4時間程のリードタイムがあったが残りのコースは何度も走ってる道なので計算もしやすく睡魔の赴くままに仮眠した。
リードタイム −1時間30分
少し寝過ぎたかな?安全を時間で買う。
結局2日目も6時間程の休憩、睡眠か、、、
9つ目 銭亀峠
左下の石標は残念ながら道路元標ではないが古く中世から在るものらしい。
鳥越峠より別府湾を一望、遠いが菊陽山の会のyukki氏がストラバのログを見るとこの時は実家に帰省中でこの視界内に居ると思うと面白い。
別府の町におりて
竹瓦温泉
石井商店前
と少し丸ポストを補給し一気に由布岳まで登る
10つ目 由布岳
別府側から登って行くとここで一気に視界が開けてこの景色!この爽快感は何度味わってと変わらない。
リードタイムも少し挽回して−1時間程に、順調なペース。
11つ目 やまなみハイウエイ、牧ノ戸峠
ようやく10000m突破!
この桁はなかなか見れないぞ!
そしてリードタイムも0分へ無事借金返済だ!
やまなみハイウェイを毎回由布側から走っていて思っていたことがやまなみハイウェイって名前の割に走っていて疾走感がなく、かったるい道だなと感じていたが今回、10000mに近く獲得標高の事もありサイコンを気にしながら走っていると水分峠からもじわじわと牧ノ戸峠までの登り基調の道だったのに気づく。
そりゃ〜ハイウェイ感は無いよなー。
飯田高原から路肩が整備されていて走りやすくなっていた。
まだ一部工事中の所もあるこちらの車線しか無いのでこの広い路肩は歩行者をメインにしているようなので自転車と走りやすいけども無闇に飛ばさず歩行者に優しくい運転を心がけたい。
時間の余裕も出来たので長者原ヘルスセンターにてゆっくりと早めの昼食
牧ノ戸峠
三度目の阿蘇へ
そしてお待ちかねの阿蘇の方まで一気に降る。
風の見える阿蘇の景色最高だ
二本杉峠序盤以来に感じた暑さに耐えかねて
ソフトクリーム
写真を撮ろうとしてたら溶け出すありさま。
ガーミン530、830新機能クライムプロも今回のコースの最後の登りを表示していよいよ旅の終わりを告げてくれる。
ザーッと北外輪を走り抜け大津へ降りて
肥後大津駅前ローソンへゴール
56時間49分で完走
いい夏休みだった。
僕のサイコンだと少し距離が足りない気もするがまぁ気にしない。
ここまで無理せず休憩多めで走りメカトラも無かった事も大きいけどこの時間で走り切れたのはこれからのSR600チャレンジに大きな自信を得る事ができた。
今回、試走させて頂きありがとうございました。
ゆくゆくはSR 600カテゴリに登場してもらいたい。
やはり大津まで降りてくるととてつもなく暑いのでアイスを買い食べながら帰った。
走行距離 597.5km 獲得標高11047m 経過時間56時間49分 丸ポスト4本
それにしてもガーミン530による600kmにもおけるナビは完璧でほぼミスコースする事無く走り抜ける事ができたし、クライムプロのおかげで常に後どれくらいでこの登りが終わるかを教えてくれるので気持ちが参ってしまう事もなく走れた。
やはり高いだけありガーミンを選んでおけば間違いないなと実感した。
2020.1月遂にR熊本より独自パーマネントとして登場!
一部コースも変わっているが大まかな雰囲気は変わらないだろう。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
https://sites.google.com/site/randonneurskumamoto/permanent-aso